報道提供資料 |
平成14年1月7日 |
問い合わせ先 | |
担当 | 大阪府立枚岡樟風高等学校 |
担当者 | 教頭 山本 潔 |
電話 | 0729−82−5437 |
所在地 | 東大阪市鷹殿町18−1 |
府立高等学校における科学技術・理科教育推進事業(大学・高校間連携の試行) |
インターネット活用による双方向授業の研究 |
1. | 趣旨(目的) |
マルチメディア機器の活用による、小学校・中学校・高校・大学との連携の効果的な手段としてインターネット、テレビ電話を利用した遠隔授業を学校教育における新しい形の授業の在り方として研究を進める。将来的に、他の高校のユニークな授業や大学の講義をインターネットを活用して本校で学べるようになれば生徒の興味・関心に応じたより多様な科目選択を提供できる。 | |
2. | 事業内容 | |
ア)実施内容 | 平成14年1月15日(火)13時20分より15時05分 | |
イ)実施場所 | 大阪府立枚岡樟風高等学校(食品産業高等学校校地内)会議室 | |
ウ)指 導 者 | 大阪府立枚岡樟風高等学校 情報係主担者 奥田庄司 教諭 | |
エ)参 加 者 | 大阪府立枚岡樟風高等学校 1年次生 授業「情報と表現」選択生徒 | |
オ)実施内容 |
@枚岡樟風高等学校と帝塚山学院大学人間文化部とのインターネットによる遠隔授業の展開 A遠隔授業のソフト面とハード面の研究 Bオープンキャンパス(テレキャンパス)の体験 |
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カ)実施方法 |
高校の後期選択授業「情報と表現」の中で、大学と高校をインターネット、テレビ電話でつなぎ、帝塚山学院大学の講義に参加する。 大学のオープンキャンパス(大学側の講義や大学案内)をインターネットで高校側でリアルタイムな画像と音声を受信しながらテレビ電話で大学側の説明、及び生徒からの質問等双方向通信を行う。 大学側の講義と高校側の授業(映像・音声)をモニターテレビ3台とビデオカメラにより(双方向に)送受信され、大学側の講師、司会者、システム操作員、高校側指導教員、生徒を中心として遠隔授業が展開される。 |
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3. |
主 催 |
○ 大阪府立枚岡樟風高等学校(東大阪市鷹殿町18−1) 電話:0729−82−5437 FAX:0729−82−5411 主担当者:奥田庄司 教諭 |
○ 帝塚山学院大学人間文化部(大阪府堺市晴美台4−2−2) 主担当者:山本正樹 教授 電話:0722−96−1331 FAX:0722−92−2135 |
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4. |
協 力 |
遠隔教育研究会:次世代通信網によりバックアップされた、新しい形の学習環境とその利用方法を研究している。 主担当者: 川村洋介 氏 (東大阪市中鴻池町3-4-7 Continuer NOB ファーストクラス内) (TEL 06-6745-7722 FAX 06-6744-1666) |
5. | 本年度の遠隔授業実験日程(1年次後期選択授業「情報と表現」) |
1回目 10月16日 予備実験 講義「広告・広報論(火曜日3時限目)」を中心に、帝塚山学院大学の学校紹介などを行うテレキャンパスの授業を行っている。(帝塚山学院大学客員教授 岩崎富士男先生) 12回目 1月15日(火)最終講義 公開授業(報道提供) |
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期待できる成果 |
高校側のねらい |
@将来的に、他の高校のユニークな授業や大学の講義をインターネットを利用して本校で学べるようになれば生徒の興味・関心に応じたより多様な科目選択を提供できる。 A大学・短大のオープンキャンバスがインターネット上で行うことができれば、より生徒が学校の研究ができ進路選択を誤ることが少なくなる。 Bインターネットによる高校と中学との連携ができれば、中学生に対して体験入学の役割となり不本意入学を減らすことができる。 |
大学側のねらい |
@遠隔地であっても日常的な講義を継続して高校側に提供できるので、大学と高校との教育の連携作業が進む。 A学生の日常活動も伝えられるので、高校生は大学生活のイメージを的確に把握できる。 B外部からの大学評価をともなうので、大学教育の質向上が期待できる。 Cネットワークを活用できる学生・教員を輩出でき、IT&ブロードバンド時代に即した新しい学習方法を確立できる。 |